企業理念、創業時の精神を読み解き、生物多様性との接点を見出す。

具体的事例


創業以来、「人と緑が共生できる環境づくり」を企業理念として掲げ、事業を推進してきた。生態系保全に取り組む主な目的としては、①植物を取り扱う事業活動を将来にわたって持続するために「自然共生社会」の実現を企業として目指すこと。②緑地環境に係わるプロとして、これまでコスト対象としか捉えられなかった企業緑地の価値を最大限に高め、お客様に提供するモデルとすること。③豊かな生態系を維持し、地域に貢献すると共に、緑地を活用したイベントなどを開催し積極的に周辺地域とのコミュニケーションを図ることである。(業種:緑化事業)

事業と生物多様性との接点を見出す際、創業時の精神からヒントを得た。当社の主力事業の原材料は土と水。これらは自然の恵みによってもたらされるもので、その恵みを守っていくことは事業の根幹をなすものでることに気がついた。(業種:住設機器)

当社グループ企業理念の1つに「地球環境保全、循環型社会に貢献する企業グループ」を掲げている。また、当社グループ環境憲章の基本理念で「生物多様性保全に努める」ことを明確にしている。(業種:製紙)

創業社長が研究所を設立したときに「よい木は切らず、よけて建てよ」と指示した。これを各工場でも尊重しており、敷地の緑地の保全の指針になっている。(業種:電機)


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