これまでの環境施策と生物多様性との関連性を明らかにすることにより、更に何に取り組むべきかを見出す。

具体的事例


生物多様性保全という視点で新規に取り組んでいる活動はない。ただ、これまでの取り組みを「生物多様性保全への配慮」という視点で整理は行っている。例えば「バラスト水処理装置」「ビルジシステム」「タンカーのバブルハル化と耐腐食鋼鈑」「船体の解体」などが関わりのある取り組みとの認識を持っている。(業種:輸送)

生物多様性だけに焦点を当てたような取り組みは行っていない。まず「全社的な環境への取組み」というものがあって、それらの取り組みと生物多様性とのかかわりを見出し、必要に応じて補足しながら活動を進めるようにしている。当社がこれまで行ってきた環境活動(温暖化防止、資源リサイクル、有害物質の全廃、水域保全など)も、実はすべて生物多様性につながっているのではないかと気がついた。そして当社がこれまで行ってきた従来の取り組みを生物多様性の視点で整理するようになった。(業種:電機)

地球温暖化防止、循環型社会形成、汚染予防など従来の取り組みを促進していくことが生物多様性保全にもつながっていくと考えている。(業種:電機)


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